ニイガタ電子 3号機−1 リノ Reno
ニイガタ電子が1990年に発売した3−1Aタイプ・リノです。ニイガタ電子といえば、サミー開発の台である初代アラジンを発売していました。リノに関しては初の自社開発だったようですが、そのせいか脆弱なプログラムの虚を突かれ、セット打法などが広く蔓延しました。
また、裏物が非常に多く、というよりノーマルを見たことがないほどの酷さで、さらに悪いことに、この裏モノ化に対するメーカーの関与が発覚したため検定取消処分となってしまいます。さらにメーカーの組合である日電協からも除名処分となり、さらにさらにサミーからも提携を打ち切られるなど非常に厳しい社会的制裁を受けたようです。当然、自社開発第2号の3−2アラジンゴールドもお蔵入りとなりました。
4号機時代になり、また新機種を発表したりと一時期の勢いを取り戻していたようですが、2012年、日電協から脱退し廃業したそうです。パチスロ黎明期からのメーカーだけに非常に残念ですが、これも時代の流れということなのでしょう。
さてゲーム性も非常に熱く、BB終了後5G以内に小役がそろえば連荘という非常にわかりやすいものでした。実際にはビッグボーナス終了後5G以内に小役が揃うことが条件ではなく、払い出しカウンターが一定範囲内にあるときに小役が揃うことが条件だったようです。そのため、偶然小役が連続で揃って復活連荘という現象や、5G以内に小役が揃ったのに連荘なしということもありました。
この連チャン条件を利用して幾つもの連チャン促進打法が確立されました。ビッグボーナス中の目押しなどで払い出しカウンター値を調整するということから始まり、1枚がけなどを駆使してカウンター値を調整するなど、パチスロ雑誌の解析結果も一助となったようです。本当に攻略され尽くされた台で、セットから連荘促進など話題豊富な機種でした。注射の後遺症か、777が揃っているのにBBがスタートしないということも確認されています。
リノ ボーナス抽選確率 | ||||
BIG | REG | 機械割 | ||
設定0 | 1/341.3 | 1/282.5 | 不明 | |
設定1 | 1/315.1 | 1/273.1 | ||
設定2 | 1/292.6 | 1/264.3 | ||
設定3 | 1/273.1 | 1/256.0 | ||
設定4 | 1/248.2 | 1/248.2 | ||
設定5 | 1/240.9 | 1/240.9 |
収録CD
・ザ・マッドパチスロブラザーズ プレミアムサウンズ (白夜CDコミックススペシャル)
収録DVD
・レトロパチスロ大図鑑 3号機編
・レトロパチスロ大図鑑 1〜3号機編 [2枚組SET]
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